2020.07.03
個人用防護具の大切さと注意

病院で働いていると
感染の可能性のある場所での作業が、
少なからずあります。
ドクターやナースはその最前線ですが、
看護補助者である助手も例外ではありません。
感染疑いのあった患者さんの退院後の部屋で
シーツ交換や環境整備などをすることもありますので、
必ず個人用防護具と呼ばれているものを身につけて、身を守ること、
また、手洗いや手指消毒も指定されている状況では
必ず行います。
個人用防護具とは、基本的には
マスク、エプロン、手袋の事です。
(状況に応じてゴーグルなどもあります。)
着ける順番、外す順番なども安全に考慮して決められています。
着ける時は必ず手洗い、手指消毒をしてから行います。
基本と呼ばれているのは
エプロン、マスク(ゴーグルがある場合はマスクの後)、手袋
という順番で着けていきます。
外す時は着けたときの逆で
手袋、マスク(ゴーグルがある場合はマスクの前)、エプロンの
順番で外します。
外す際に注意しないといけないのは、
汚れている所を直接触らないようにすることと、
汚れている手袋のままきれいなところを触らないことです。
そして外した後にも手指消毒や手洗いを必ず行いましょう。
このやり方を守っていれば、感染する可能性も
かなり低く、安全に業務を行えます。
昭和大学附属烏山病院+看護助手