2018.03.30
様々なトイレ

普段生活していて目にするトイレの種類は、小便器・洋式・和式の3種類くらいだと思いますが、病院にはもう少し異なったトイレがあります。
ポータブルトイレと尿器です。
今回はこれらを紹介したいと思います。
・ポータブルトイレ
その名の通り持ち運べるトイレのことです。
持ち運べると言ってもそれなりの大きさ、重さはあります。両手で持てば持ち運べるくらいです。
見た目は、おまるを洋式便器の形にしたような感じでしょうか。
主に、足が不自由な方のベッドの近くに置いて、トイレまでの距離を短縮する目的で使用されたりしています。
また、断水して水洗トイレが使えなくなる災害時には、仮設トイレとしても活躍することができる優れものです。
・尿器
見た目は全然トイレっぽくないですが、これもトイレです。おそらく。
形は楕円形のような物や長方形の物があり、大きさはラグビーボールと同じくらいでしょうか。軽いので片手でも持てます。
尿器を使用する利点は、ベッド上で排泄できるところです。歩くことはできない…、尿意があってオムツにするのは抵抗がある…などの際に活躍します。
とは言え、寝ながら排泄するのは、結構なコツが必要なのです。
私は看護助手の仕事をするまでは、これらのトイレを知らなかったです。
世の中には様々な便利グッズがあるのですね。
昭和大学附属烏山病院+看護助手