2018.03.16
看護助手ってどんなお仕事?

病棟助手としての1日を紹介します。
出勤時間は病棟によって若干の違いがありますが、基本的に早番は7:30出勤、中番は8:00出勤、遅番は10:00と3つの出勤時間があります。
7:30から朝食の配膳準備に合わせて早番の仕事が始まります。
ナースステーションや汚物室のゴミ捨て、医療器具の滅菌出し、そして、配膳の準備に取り掛かります。
8:00から出勤する中番と協力して配膳をします。
配膳が終わると、点滴台の物品補充、医療器具やコップ等を洗浄するために浸けておく洗浄液の交換、車椅子の酸素ボンベの交換が待っています。
8:30から申し送りが始まります。
申し送りは夜勤からの引き継ぎやその他の連絡、患者さんの情報等を共有していきます。
申し送りが終わるといよいよ病院の1日が始まります。
患者さんの検査移送、お部屋の移動(移室)、移室時のシーツ交換、病棟で採取した検体を検査室へ提出、薬剤部での薬の受け取り、輸血室での輸血の受け取り等、早速アクティブな時間帯へ突入します。
そして、12:00が近づいた頃に昼食準備と配膳。
午後は、包交車の点検、物品補充、患者さんが身体を拭くためのバケツ配り、病室の環境整備、その間も依頼に応じて患者さんの移送をお手伝いします。
中番や遅番と協力して業務を分担していきます。
移送の落ち着いてきた夕方になると、遅番が薬剤部に患者さんの翌朝の注射薬、点滴などを取りにいきます。
18:00前になると夕食の準備配膳が始まります。
配膳が終わる頃、ようやく病院の1日が終わってゆくのです。
これで早番、中番、遅番の全ての業務が終了します。
看護助手の仕事は、とてもやりがいのある魅力的な充実した仕事です。
昭和大学附属烏山病院+看護助手