2018.12.14

察する力

察する力

看護助手として勤務して力がついたと感じることの中に察する力があります。
先を読んで行動することで、業務を円滑に勧めたり危険を回避することができると思います。
患者さんへの観察力も長けることで、不測の事態に備えられるようになりました。
例えば、つい最近まで歩けていた患者さんがよろけていたのを見かけた私は、転倒する可能性があると思ったので近くの車椅子を持っていきました。
案の定、患者さんは「倒れそうだった」と仰っていました。
また、患者さんを車椅子に移乗する際に、自分で歩けるから介助はいらないという方がいたのですが、実際は自分で立つことがやっとでしたので、患者さんのお尻の方を軽く持って転倒防止に勤めました。
患者さんだけではなく、看護師さんが今何を必要としているかも察することで物品などを素早く用意することができます。
察する力は現場の流れを変えることができる、とても大事なことだと思います。

NAKADA
Takahisa Nakada
営業部 営業3課 課長

東亜大学デザイン学部デザイン学科卒業。印刷会社にてデザイン関連、POP製作を経てシンカナースにて看護助手業務(外来助手、病棟助手)に従事。

好きなこと:サッカー、ひたすら寝る

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