2018.11.09
消毒液の違い

消毒液には沢山の種類があります。
器材の種類によって異なったり、手を消毒するためだけの消毒液もあります。
血液が付着した物は
血液専用の有機物を分解する消毒用洗剤を噴きかけ
その後、一度洗い流し、さらに漬け置き用の別の消毒液に一定時間つけてから
薬液を洗い流します。
口に使う器具であれば上と同様のやり方ではありますが、漬けておく消毒液が変わります。
噴きかける消毒用洗剤は同じでも最後に漬け置きする消毒液は別の物だったりします。
このように消毒液1つとっても違いがあります。
器材用の消毒液は薬が残らないようにしっかりと洗い流す必要がありますが、
手指消毒用などに用いられる消毒液は、洗い流さずに手に刷り込むように使ったり・・・。
そしてこういった消毒液の交換・準備も助手の重要な仕事になります。
消毒液の使用期限を超えて使ってしまうと感染症を防げなくなってしまいますし、病院では使用期限の管理を十分に行っています。
日本医科大学付属病院+看護助手